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天然素材であるイ草(畳表)は、空気の吸収、放出を自然に行う性能があり、空気中のホコリを吸収付着、湿度を調整する性能をもっています。
当然、これは日本の風土からすると快適なのですが、反面、湿度が極端に継続する場合は、どんどん湿気を吸収してしまいます。
ですから、6月~9月の湿度の高い状態が続く時期(湿度75%以上、室温20~30℃)は、沢山の水分を吸収してしまい、カビが発生しやすくなってしまいます。
特に、新畳を入れたり、表替えをしたりして、畳表が新品の状態の時には、畳表が持つ栄養分や、イ草が柔らかいため、特に繁殖し易い環境となってしまいます。
1.掃除をする(ほうきや、掃除機を1日1回はするように心がけて下さい。
2.良く晴れた日には、窓を開けて換気をして下さい。
3.湿度が高い場合は、エアコンの除湿を使うか、除湿機をご利用下さい。
それでも、カビが発生してしまった場合
消毒用アルコールでふき取る(あまり強くこすると、畳表の目の中に、カビの胞子が入ってしまいますのでご注意)
漂白剤や、酢による除菌(水で約10倍くらいに薄めてふき取る)
防かび剤を使う など
お悩みの場合、ご連絡下さい。